「数学で平均点以下を取ってしまったから、明日から頑張る。」
と意気込んで、3日後には、「やろうとは思ってるけどやる気が出ない」
とベッドでゴロゴロしてしまうことはありませんか?

これは日常の「よくある」風景ですが、もしもこの行動が癖になってしまうと、目標達成に繋がらなさそうなことは想像がつきますよね。

成功に必要なのは才能ではなく、「やり遂げる力(GRIT)」!?

ペンシルバニア大のAngela Duckworth氏は、TED talkの中で「才能とやり抜く力(GRIT)は異なり、才能があったとしても最後までやり遂げられない人はたくさんいるが、最後までやり遂げる力がある方が成功に辿り着きやすい」ということを発表しました。

これまで成長は、才能や知能(IQ)などに依存していると考えられていた分、全ての人に成長のチャンスが訪れる「やり遂げる力」はどのようにしたら育まれるのか、という研究が盛んになって来ているのです。

GRITの「集中する」特徴

やり遂げる力がある人の特徴のもうひとつとして、「一つのことに集中する」というものもあります。

例えば、運動神経が同じだけ優れていたとしても、野球だけに絞って失敗と成功の経験を積み重ねることと、野球以外にサッカーも柔道もバスケもやるのでは、当然のことながら野球の能力だけ見れば前者のほうが上達は早いことでしょう。

計画の変更や興味がコロコロ変わりすぎることは、単純に一つのことに十分な時間をかけることが出来ないため、長期的に見ると卓越した結果を残すことが出来ないのです。

グリット キューブを積み重ねる男性 ImaginEx イマジネックス

なにがGRITを引き出す?:成長思考のマインドセット

スタンフォード大のCarol S. Dweck 氏は成長思考を有効な方法として紹介しています。「学習する能力は固定されておらず、努力によって変えられる」と信じることです。

例えば、年齢相応のIQテストを受けさせた後、「頭がいいね」と能力を褒めた子と、「よく頑張ったね」と努力を褒めた子に、もう一度次は難易度の高いIQテストを受けさせます。すると、能力を褒められた子はすぐに諦めてしまうのですが、努力を褒めた子はやり続けたのです。

考え方やマインドセットは能力を引き出せます。
やる気は脳の信号や心理によって生まれてきますから、「もっと出来る」「やり遂げることが出来る」と自分にポジティブに言い続け、それを軸に行動をとることで成長に近づく良い習慣が育めます。

参考: Angela Duckworth, 成功の鍵はやり抜く力, TED talk

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