グローバル人材という言葉を聞いて何が思い浮かぶでしょうか。

多くの方は「英語ができる人」をまず思い浮かべるのではないでしょうか。受験や留学、またその先にはますます多様化する企業での就職においても、日本社会での英語の必要性は更に高まっています。今後の社会で活躍するためには英語を身につけることは重要であり、英語ができるに越したことはありません。

しかし、単に英語ができるだけでは活躍できる存在にはなれません。

英語を理解していても、いざ英語を使用するときに会話力に欠けていたり、話している内容に中身がなければその先に進むことはできないからです。

また、VUCA時代(Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)の頭文字をとって表されている現代の環境では、今までとは異なる能力が必要とされるのではないでしょうか。グローバル人材の育成と活用に取り組んでいる産業界でも、世界を舞台に活躍する人材に求める知識・能力に対する意識の変化がすでに見受けられます。

経団連が2015年3月17日に発表した企業調査で、グローバル人材に求められる素質・能力という項目では「英語をはじめ外国語によるコミュニケーション能力」が前回調査(2011年)よりひとつランクを下げ、3番目に入ってきています。群を抜いて一番求められる素質・能力として挙げられたのは「海外との社会・文化、価値観の差に興味・感心をもち、柔軟に対応する姿勢」、それに続き2番目に挙げられたのは「既成概念にとらわれず、チャレンジ精神を持ち続ける」でした。

産業界が大学卒業時に学生が身につけていることを期待する素質、能力、知識では「主体性」、「コミュニケーション能力」が他の項目を大きく離し、「外国語能力」は下位にとどまる結果となりました。上記にも述べた通り、単に英語をツールとして活用できるのではなく、内容や伝え方を含めたコミュニケーション能力が求められていることが感じ取れます。

また、グローバル人材の育成のため、初等中等教育で取り組むべき施策としては「グループワーク等を通じた児童・生徒のコミュニケーション能力、発信力の向上」が1番となり、多数いる中でも自分の考えや意見を発信できることを早い段階から基礎として身につける必要性を感じていることが伺えます。

 

2015年経団連調査

https://www.keidanren.or.jp/policy/2015/028_honbun.pdf

2011年経団連調査

https://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2011/005/honbun.pdf
 

 
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  • 成功するために必要な力とは?
  • 成功に必要なのは、諦めずやり遂げる力(GRIT:グリット)
  • ImaginExでは多様な仲間と協業するアクティビティを通じて、自分では思いつかなったアイデアや考えたこともない視点からの意見に出会えます。各生徒がお互いの発言に耳を傾けることによって自分の視野を広げ、既成概念にとらわれず、柔軟に対応する姿勢の構築を目指しています。

    各アクティビティ後には自分の経験を自らの言葉で表現する機会があり、体験について自分なりの考えや意見をまとめる習慣を身につけていただきます。この手法を身につけることにより、グループワーク等でも自分の考えを言葉にして周りに発信することが実践できます。

    今までImaginExとして行なってきた中高生向けのキャンプやワークショップ、また海外進学の指導に加え、Katsuiku Academyという名で新たな学校の設立にも取り組んでおります。

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