以前のブログ(成功に必要なのはやり遂げる力(GRIT))では、成功するには物事をやり遂げる力(GRIT)が必要であることを紹介しました。ではGRITを発揮して、それぞれの分野で成功している人たちはどのようにして最初の一歩を踏み出しているのか。

GRITの対象となる関心事を見つける

GRITの提唱者であるAngela Duckworth氏は、GRITは忍耐力であると話している。ただ、本質的に関心を感じられないことに忍耐力を発揮するのは難しいとも言及しており、そのためGRITの対象となる関心事を見つけることが重要となる。

現在それぞれの分野で成長を遂げ、成功を収めているアスリート、芸術家、科学者、経営者等も始めたきっかけは好奇心やワクワク感などが原動であった方も多いのではないでしょうか。

既にたくさんの事を経験してきた人の場合は、自分の経験を振り返ることで自分が興味を持っている事が分かるかも知れない。しかし、まだ成長中の子どもの場合は多くのことを自ら探求し、経験することが自分の関心事を見つける上で大切である。

走る人 ImaginEx Running in the Sun

世界的レベルに達した人たちも最初は遊び感覚で始めていた

スポーツ、芸術、科学等の分野でそれぞれ世界的なレベルに達した120名および彼らの親・先生やコーチ等をインタビューした心理学者Benjamin Bloom氏も多くの成功者が最初は遊び感覚を持ってそれぞれの分野に触れたことが大切であったと推論している。遊び感覚を持って教えてくれる先生やメンターと出会うことで学ぶことの楽しさが身につき、より継続へつながると考えられる。

スポーツ科学者のJean Cote氏も一つのスポーツに絞るより、最初は多くのスポーツに触れることが大事であると提唱している。一つのスポーツに特化することで若い頃は優勢な立場に着くこともできるが、遊び感覚を持って複数のスポーツを経験している選手に比べて怪我をしやすく、また燃え尽き症候群に陥りやすくなってしまうと同氏は言及している。

GRITを発揮する前に、広い視野をもって、多くのことを探求・経験することで自らの関心を見つけることが大事な第一歩となる。自分が興味を持てる関心事を見つけてからは、その分野で必要な知識やスキルを育む練習が必要である。次回はその「練習」についてより詳しく紹介します。

 

ImaginExワークショップとは:「学びのマインドセット」を育む小学生と中学生のためのワークショップ。英語と日本語を交えたバイリンガル講師の指導で、「学び方」の新常識を身につけ問題解決能力と自己管理力を育むワークショップを週末および長期休み(春休み、夏休み、冬休み)に開催しています。
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